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規格基準

建物・自動車などの安全

ガラスの破壊実験比較レポート(動画有り)~台風や強風時に飛んでくる物に強いガラスと弱いガラスを見比べてみよう!~

台風や竜巻が発生した時に、強風にあおられて勢いよく飛んできた物体が窓にぶつかり、ガラスが破損する被害が多いことが知られています。台風の場合、飛来物が窓にぶつかった後も強風が継続するため、くり返す風圧にガラスは耐える必要があります。

ここでは、板硝子協会も協力してISO規格に従って、京都大学防災研究所と財団法人日本建築総合試験所が行った、主に「小石などが強風により飛ばされることによる飛来物」と、「建築物などが破壊されて生じる飛散木片や屋根瓦」をガラスに当てる実験「板ガラスの耐衝撃破壊性状」の一部を紹介します。各種ガラスで実験しましたが、合わせガラスの優位性が確認されました。

ISO規格は、国際標準化機構(International Organization for Standardization:ISO)が制定する国際規格のことです。
ここで紹介する京都大学防災研究所の試験はISO 16932:2007に従ったものです。

テスト方法:

加撃体(鋼球と木片)を飛ばしてガラス(0.9m×1.1m)に衝突させます。加撃体が貫通した場合は不合格、部分的な損傷に収まった場合はさらに圧力を加え(圧力載荷試験)、その後のガラスの破損状態や亀裂の入り方を調べる方法です。加撃体の種類と衝突速度によって衝撃力をA~Eのレベルに分け、それぞれISO試験に合格か不合格を判定したものです。ここでは、A、B、C及び瓦相当(BとCの中間)のレベルの加撃体を用い、その後に2490Paの圧力を正負載荷した結果について、抜粋して紹介します。

衝撃試験装置

加撃体の種類

A【鋼球】

B~E【木片】

※日本における強風時の代表的な飛来物として和瓦(JIS規格J型桟瓦、約3kg)を速度20.5m/sで衝突させ、合わせガラスの破壊性状を確認した結果、加撃体が3kgの2×4木片で衝突速度が15.3m/sの時と同等の試験結果であることを確認しました。

実験動画はこちら


試験結果

ISO判定

貫通・飛散しやすいガラス


A

B

B

B

※()は予想判定結果であり,ISO で規定された全試験を行っていないので,最終的な判定結果が異なる可能性があります。

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