『合わせガラス』とは、2枚のガラスの間に合成樹脂の中間膜を挟み、熱と圧力で強く圧着したガラスです。
耐貫通性に優れ、万一破損しても破片がほとんど飛び散りません。
台風や地震などの災害時や、人体がガラス面に衝突した際にも高い安全性を発揮し、被害を最小限に抑えることができます。
また、強靭な中間膜により、防犯性能にも優れ、打ち破り・こじ破り・焼き破りといった侵入手口に対して抵抗性能を備えています。
「合わせガラス」は、性能に応じて「防災防犯グレード」「防犯グレード」「一般グレード」の3つに分類されています。
それぞれが持つ特性を活かし、目的や用途に応じて最適なガラスを選ぶことができます。
| 呼称 | 中間膜の厚み | グレード | 認定制度 |
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| 60mil以上 | |||
| 30mil以上 | |||
| 30mil未満 |
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- 防災
- 防犯
- 飛散
防止 - 紫外線
カット
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「防災防犯グレード」は、防犯グレードの性能に加え、防災性能も備えた合わせガラスです。
強靭な中間膜により、台風などの強風で飛来する瓦や枝などの衝突に対して高い耐貫通性能を発揮し、破損や飛散を抑えます。
避難所となる学校や住宅などに採用されることで、災害と防犯の両面から安全・安心な暮らしを支えます。
なお、「防災防犯ガラス」は、『BL-bs部品』(防災・防犯安全合わせガラス)の認定を受けています。 -
防災防犯ガラスの
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- 防犯
- 飛散
防止 - 紫外線
カット
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「防犯グレード」は、一般グレードの安全性に加えて、防犯性能を強化した合わせガラスです。
強靭な中間膜により、ガラスを割る・こじ開けるなどの侵入手口に対して高い抵抗力を発揮します。
「防犯性能の高い建物部品(CP部品)」の認定を受けており、5分以上の侵入抵抗性能が確認されています。
住まいやオフィスなどへの侵入を防ぎ、安心して暮らせる環境づくりに貢献します。 - 防犯ガラスの詳細はこちら
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- 飛散
防止 - 紫外線
カット
- 飛散
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2枚のガラスの間に特殊な中間膜を挟み、熱と圧力で圧着した安全性の高いガラスです。
万が一割れても破片が飛び散りにくく、ガラスによるケガのリスクを抑えます。
さらに、防犯性や防災性を高めたい場合は、中間膜を厚くした上位グレードを選ぶことができます。 -
一般合わせガラスの
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