防犯ガラス(防犯グレード)
2枚の板ガラスの間に合成樹脂の中間膜を挟み、熱と圧力で圧着したガラスで、中間膜の厚さが30mil以上の合わせガラスです。強靭な中間膜により、ガラスを割る・こじ開けるなどの侵入手口に対して高い抵抗力を発揮します。「防犯性能の高い建物部品（CP部品）」の認定を受けており、5分以上の侵入抵抗性能が確認されています。住まいやオフィスなどへの侵入を防ぎ、安心して暮らせる環境づくりに貢献します。
| 呼称 | 中間膜の厚み | グレード | 認定制度 |
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60mil以上 |  |
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30mil以上 |  |
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30mil未満 |  |
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防犯性能が
得られる
警察庁・国土交通省・経済産業省と一般社団法人 板硝子協会を含めた民間関係団体で構成される「官民合同会議」で、防犯面で想定される試験を実施し、合格したもののみ防犯性能の高い建物部品として認定、「CPマーク」の使用が認められます。「防犯ガラス」はこの「CPマーク」対象品として認定されています。
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割れても
破片がほとんど飛散しない飛散率とは、ガラスを強制的に破壊して、全体の何%が破片として飛散したかを重量比で表したものです。一般のガラスは約50〜60%が破片として飛散してしまうのに対して、「防犯ガラス」の飛散率は約1%です。
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紫外線を
ほぼ100％カット「防犯ガラス」は、中間膜によって太陽光に含まれる紫外線を99％以上カットし、家具や壁面などの色あせを抑えます。
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中間膜を増やして
｢防災防犯ガラス｣にグレードアップ「防犯ガラス」は、ガラスに挟まれたフィルムが厚いほど、耐貫通性能が高まります。中間膜を60mil以上にすると「防災防犯ガラス」にグレードアップ。防犯性能に加え、台風による飛来物の衝突にも耐えることができ、台風や竜巻等の災害による被害を最小限に抑えることができます。
窃盗犯の半数以上が ｢窓｣ から侵入 窓からの侵入を防ぐ「防犯ガラス」
- 侵入窃盗犯の侵入口No.1は「窓」
- 警視庁のデータによると、侵入窃盗犯が住宅に侵入する経路で最も多いのが窓で、全体の約53%を占めています。犯人は金槌やバールで窓ガラスを割り、鍵を開けて侵入することが多いです。
侵入窃盗犯の侵入を防ぐには、窓ガラスに穴を開けさせないことが非常に重要です。そこで役立つのが「防犯ガラス」です。
「防犯ガラス」は、特殊な膜の力で外部からの衝撃を通しにくくし、侵入窃盗犯の侵入を阻止します。
侵入窃盗（一戸建住宅）
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「CPマーク」と
「5分」が示す､
泥棒対策に
有効な防犯性能「侵入に5分以上手間取ると、約7割の泥棒があきらめる」というデータがあります。そのため、住まいの防犯対策においては、5分以上の耐久性が重要になります。防犯性能が認められた「CPマーク」がついた製品は、侵入開始から5分以上抵抗できることが確認されています。住まいの防犯対策を考える際には、「CPマーク」がついた防犯建物部品を選ぶと良いでしょう。
網入り板ガラスには防犯効果はありません
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- ガラスに網が入っていることで安心していませんか？網入り板ガラスは防火用のガラスで防犯性能はありません。一般のガラス（一枚ガラス）や網入り板ガラスをバール等でたたいた場合はどちらもガラスに穴が開きクレセントが回せる状態になってしまいます。自宅や職場の窓にどのようなガラスが使用されているか、一度確認してみましょう。
エコガラスの基本性能に加え、
防災・防犯面にも優れた「防犯エコガラス」
をお奨めします
ガラスの種類別性能比較
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| 防犯性 |  |
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| 衝突物に よる 貫通防止 |
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| 破片の 飛散 脱落防止 |
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| 人体 衝突時の 安全性 |
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| 断熱性能 | |
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| 板硝子 協会 ロゴ マーク |
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| CP 認定 取得 |
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| BL-bs 認定取得 |
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- 防犯建物部品 共通標章（CPマーク）
- 防犯ガラスは、「防犯性能の高い建物部品」（CP部品）として認定されています。 CPマークが貼付された窓ガラスは、侵入手口に対して抵抗時間が5分以上あることが試験により確認された製品です。
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一般財団法人ベターリビングは、防犯性能があるガラスを「BL-bs部品」（防犯安全合わせガラス）として認定しています。「BL-bs」認定を受けた製品は、侵入盗等にガラスが破壊された場合にガラス交換費用の一部が支援されます。
